最強劇的ギターシンセソロ パットメセニー・The Truth Will Always Be

Pat Metheny - SecretStory

 

The Truth Will Always Be

 

名高きパットメセニーの作品群の中でも最高傑作の呼び声無数の【シークレットストーリー】。もはやジャズという枠組みを遥かに超えて音楽による無限の旅。これほどのスケール感で作られた作品はそうそう存在しないでしょう。

 

そんな傑作アルバムを象徴するであろう曲。あまりに印象的、劇的な展開に涙すること間違いなしなのが【The Truth Will Always Be】

 

強力なロックギタリストだってここまで激情を乗せて弾くことはできないんじゃないか? こんな命かけてギター弾くことはできないんじゃないか?そう思わされる凄みに圧倒されてしまいます。

 

歴史的名演。最強に劇的。まさにクライマックス。「ジャズギタリスト=小綺麗で大人しい」なんて頭がブッ飛ぶ、もはやイカれた領域のギターソロ。魂で弾くとか嫌いな言葉だけどこれについては明言するしかありません。

 

「魂のギター!

 

絶句します。

 

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70分覚悟決めてアルバム通しで聴くべし

 

この感動を真っ向味わいたいのであれば絶対に一曲目から通しで聴くことを推奨。ただ単に良い曲を集めたって作品ではなし。まさにコンセプトアルバム。一曲一曲を抜き出すより全部まとめて聴くべき。それもできれば大音量で。

 

このブログでピンクフロイドやドリームシアターなどについても触れてきましたが、彼らの作品を知っている方であればこの感覚は分かるはず。壮大なスケール感を味わうとなると聴く側にもそれなりな覚悟を求められる部分があると自分は考えるところ。

 

時に深すぎて辛い気分にもなったり難解さに頭を抱えたり、一回聴くだけでは到底理解できない世界もあるのが音楽の世界。単に技術が凄いとか心地よく綺麗な音を出しているとかそんな枠を超越しているからこそのパットメセニー。

 

圧倒的にストイックでストロング。ポテチ感覚では味わえない喜びと感動を得るには相応に身構えた方が得るものは大きい。

 

これぞ本気の音楽!

 

Secret Story

エフェクターとかギターシンセはゴミ?オモチャ?結局は弾き手次第

 

自分があのエフェクトを使用したら間違いなく「使い物にならん!」と切るでしょう。なんだかピポピポブニョブニョしてる音を受け入れられるとは思えません。ギターなんだか管楽器なんだかもうよく分からない。そんな得体の知れない珍妙な音を使うはずがないと確信。

 

一方、パットメセニーって人はそうじゃなかったわけですね。むしろ積極的に取り入れ新たな世界を創造。誰にも真似できない領域に踏み込んだのだから驚愕。恐らくは多くのプレイヤーが拒絶したその音。それを芸術の域、一聴してすぐ分かる確固たるオリジナリティにまで高める凄まじさ。

 

人間、好きか嫌いか好みがあるのは当然の話。自分の好みを言うんだったらギターorベースシンセの類はあまり好きではないし、エフェクターを過剰に使用するのには抵抗を覚えるのも本音。その意味でやはり、ああいったシンセを積極的に使うことはまずないと断言もできるでしょう。 

 

ただ、「あれは悪い音!使えないゴミ!」と断罪してしまうのは非常に浅はかで危険な行為なんだと考えさせられるところでもあります。実際、ゴミだクソだとブッた切るであろう音に感動させられ涙を流すまでの衝撃をもらってしまっているのだから恐ろしい。

 

現実的な音になってしまうほど実は空想や幻想の世界からは遠くなってしまうのかもしれない。固定観念や先入観が想像力と創造性を奪ってしまう可能性もある。「ギター本来の音じゃない!」とか言ってる場合じゃないよなと敗北した気分にもなります。

 

それかもうちょいひねた見方をするとしたら、ジャズギターにおける音色の弱さ、強烈なインパクトを与えるための手段としてギターシンセを選んだのかとも思います。

 

歪ませるとただのロックギターになってしまう。かと言って単にクリーンでは厳しい。ここでキーボードや管楽器に任せてどうする、俺が主役だギタリストだって主張。そんな葛藤、強烈なエゴが生んだ結果なのかとも想像。

 

パットメセニーを聴くと色々なことを教わったり考えさせられて面白いですね。

 

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パットメセニーとジャコパストリアスに想う

 

ギターシンセに受け入れがたいものがあるのと同様、ジャコパストリアスのフレットレスなんかも最初はそんな揶揄を受けていたんじゃないかと想像。「なんじゃそのブヨブヨした音は!」と嘲笑されていても決しておかしくはない。

 

しかし結果的には音楽の世界に革命をもたらしたと言っても過言ではなし。そんな影響力を与えてしまった事実。ベースの価値観を大きく塗り替えた出来事を語るにジャコとフレットレスの存在はやはり欠かせません。誰がなんと言おうとジャコはジャコだと認めるしかないはず。

 

これについてはさらに原点、フェンダーが生み出したエレクトリックギターにエレクトリックベースも同じなんじゃないかと思います。邪道のクソ扱いされなかったわけがないですよね。リアルタイムでどんな闘いや葛藤があったのだろうかと。

 

歴史に残る人、革命を起こす人ってやっぱりこういう人達なんでしょう。自分の浅い脳みそと努力ではどうやっても辿り着けない次元の凄みを感じずにはいられない。

 

ジャコは亡くなってすでに久しいですが、メセニーとの共演アルバムが存在するのは一つの救いとも言えるのかもしれません。1975年作品。40年以上も前にすでにこんなことをやっていたのかと驚愕の他なし。ギターシンセではなく生なメセニーを堪能するにもおすすめ。

 

アコースティックなんだけどエレクトリック。エレクトリックなんだけどアコースティック。ただのハッタリ屋ではないその純粋な実力と深さを知るにも必聴!

 

ブライト・サイズ・ライフ

 

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