予備知識なしで観たアランホールズワースのライブとその衝撃

Allan Holdsworthのライブ体験

 

初めて見たのも聴いたのもライブ

 

音楽学校時代、ギターの先生にやたら名前を聞かされていたアランホールズワース。とにかく凄い、異常、別次元、そんな話を耳にしては観に行くしかないと六本木ピットインへ向かった思い出。

 

一応、名前だけは知っていまして、かのエディヴァンヘイレンが影響を受けた人だとは認識していました。ただ、「なんだかよく分からんがたぶん凄腕なんだろう」「その昔有名だったロックギタリストなんだろう」ぐらいに思ってたのが正直な話。

 

音源も何も知らず本当に初体験も初体験。何の情報も知らず集めずライブで初めて分かることになるというなかなかの暴挙。それはそれでワクワクするものがあった次第。

 

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もはや音楽の聖域?次元が違ったアランホールズワース

 

Gt - アランホールズワース

Ba - デイブカーペンター

Dr - ジョエルテイラー

 

予備知識皆無で観たこのトリオ。いやもうブッ飛んだのなんの。これまで自分が見てきた世界とはまたさらに異なる空間。そのあまりの異次元さにただただ口を開けて見ていることしかできません。

 

何が凄いって、

 

全く分からない!

 

曲そのものはもちろん、メロディ、ハーモニー、テクニック、ジャンル、イメージ、あらゆる要素が未知すぎてどうにもならず。

 

「ハードロックの人なんでしょ?」なんて思ってたのが一瞬で崩壊。フュージョンでもジャズでもなくもはや宇宙空間。精神世界のような出来事に最初から最後まで圧倒されっぱなし。

 

唯一、リズムについては言えばベースが4ビートを多用しているのは分かりましたが、それも6弦を駆使して親指でベースライン、他の指でコード鳴らしながらなんてプレイだった為、唖然とするしかありません。

 

こっちゃベースライン弾くだけでも四苦八苦してるのに向こうはコードも同時にバリバリ弾いてるとか意味不明。ベースソロもギタリスト顔負けのテクニック、親指使って軽々スウィープ等、凄すぎて笑えてきました。

 

それでもホールズワースに比べたらまだまだ普通な領域?「すっげぇ~!」なんて言葉すら出てこなかったあまりの凄まじさと比較すればまだ分かりやすい演奏だったかもしれません。

 

背も高く手もバカでかいことで有名なアランさん。いやほんと、目の前であの巨大ワイドストレッチを駆使したプレイを見ると同じ生き物であるとは思えなくなってしまいます。

 

コンパクト目なギター使うもんだから余計色々おかしく見えちゃう恐怖。大げさではなく12フレットから24フレットまで指が届いてた?こんなん真似できるわけねーだろと愕然とした思い出。

 

『異世界神降臨』

 

割とマジでそんな感じでしたね。

 

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さらに異次元の存在だったホールズワース

 

興奮冷めやらぬまま先生と共にした帰り道。ここでなかなか恐ろしい話を聞くことに。

 

「いや~、あの出来じゃあのメンバー次はねぇな~!」「見たかよあの超不機嫌そうな顔!」みたいなことを耳にして驚愕。当時の自分ではまったく理解できなかった領域の話。どうやら散々な出来だったらしい様子。

 

言われてみれば確かにホールズワースの顔がずっと険しかったような、アンコールも渋々やっていたような、そんな印象も否めず。

 

初めて観たからそういう性格の人なんだろうと思ってたけど、どうやらそれ以上にまずいことが起きてたらしい。めっちゃくちゃピリピリムードの中でのライブだったのだと把握。

 

真相はさておき、次の来日ではメンバーが本当に変わってた事実。

 

Ba - ジミージョンソン

Dr - チャドワッカーマン

 

この鉄壁の布陣のライブも観に行った自分。そして超ご機嫌そうだったホールズワース。友人の方の先生の紹介で握手までしてくれたり、あの時の話は本当だったっぽいなと理解した次第。

 

いやもう、このジミーとチャドの揺るがなさったらありませんでしたね。あの混沌な世界の中でも余裕しゃくしゃく、一切動じる素振りがなかったのが恐ろしい。ホールズワーズも伸び伸び弾いているのが明らか。「やっぱこれだよな!」と納得している感が伝わってきます。

 

自分では正直、何がミスなのか何が正しいのかも分からないレベルで聴くしかなかったホールズワース。それでもさらに次元が違うってことだけはよく分かったあのトリオ。

 

よっぽど手応えがあったのか、最初から絶好調を確信していたのか、ライブ音源まで出ている厚遇っぷり。化け物集団どころの騒ぎじゃない、単なる技巧云々超越、もはや人のそれではない業。

 

この世のギタリストにジェフベック以外があるとしたら真っ先に思い付くのはアランホールズワース。まさに唯一無二、誰も到達できない領域にある孤高の存在ですね。

 

ALL NIGHT WRONG(ステレオ&マルチチャンネル)

 

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